自己分析とは

就職活動を順調にすすめるためには、自己分析が重要。
そういう人も多いし、そのわけもわかります。
その人の性格や適性にあっていないのが明らかなのに、
無理して大きく見せて面接を受けたって、先に進めるわけがない。
自分の自分らしさを最大限そのまま出せる企業に就職したほうが、
単に有名企業に就職するよりも、圧倒的に幸せに決まってる。
女性のほうが、自分を矯正しようとする力が大きいらしく、
自己分析にも時間をかける人が多いように思います。

その自己分析の方法。
いろんなマニュアル本があるけれど、
ある人がこんなことを言っていました。

自己分析なんて改めてやるほどのことじゃないですよ。
自分は小説を読むのが大好きで、ストーリーよりも登場人物の発言や
キャラクターについて、あれこれ想像し、分析するのが好きなんです。
そうした後で、自分だったらどう振舞うかを考える。
そういうクセができているから、自分の価値観が明確なんです。

なるほど。それは正しい。
もう一人もこんなことを言っていました。

自分は毎日日記をつけているんです。
人からいわれた言葉をそのまま忘れてしまうのがもったいなくて。
今日読んだ本で心に残った言葉を忘れてしまうのがもったいなくて。
そこに自分の感想を書き続けているんですが、
そのうちにやっぱり自分の本来の姿が見えてくる。
どんな言葉に感動したのか、心動かされたのか。
だから、嘘のない自分を認めることができる。

2人とも、ものすごく落ち着いて自己認識できている。
ノウハウ本を買ったり、ワークをしてみつけるのもありかもしれませんが、
毎日すこしずつ、自分自身を見つめていく作業をしていくほうが、
より濃厚な自己分析になっているのではないか。そんな気がしました。